「ミスゼロ子」がないとピッキング時に二度見、三度見してしまう
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エスマイル薬局呉本町店様(広島県呉市)
今年4月に開局した広島県呉市のエスマイル薬局 呉本町店 では、調剤ミスを防止するバーコードピッキングシステム 「ミスゼロ子」を導入。操作の簡便性、システムの優秀性を高く評価している。
薬剤師1人に1台は必要と、エスマイル薬局 呉本町店では「ミスゼロ子」 のハンディ端末を3台稼働させている
“地域密着型”の薬局としての使命を果たすことを心がけています」とのこと。
また、「患者さんが安心して相談できるような薬局にするには、信頼を得る必要がありますが、調剤ミスをしているようではダメです。そうしたミスを防ぐために、『ミスゼロ子」が大い に役立っています」という。
「調剤事業を通しての地域住民のQOL向上」「医薬品の販売 を通してのセルフメディケーションの推進」などをビジョンに 掲げる(株) エスマイル(代表取締役:金子昌司氏、本社:広島 市西区)は、中国地方(広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県) を中心に100店舗以上の薬局を展開。市内中心部から郊外エリア、人口の少ない山間部や離島においても薬局を開設しており、 “地域密着型”の薬局としての使命を果たそうと努めている。
その同社が今年4月1日に開設したのがエスマイル薬局 呉本町店(広島県呉市)。近隣の外科・整形外科、泌尿器科からの処方箋を中心に、1日当たり約90枚を応需している。新規店舗のため、現在は広島第1事業部南エリア長(薬剤師) の三浦裕之氏 も常勤。その三浦氏を含め、薬剤師3人、事務2人のスタッフで 業務をこなす。
三浦氏は「今後、地域包括ケアシステムが推進されていくなかで、医療チームの一員として薬剤師が今以上に貢献できるよう、的確な服薬管理・服薬指導に努めるとともに、専門性を高めることも必要だと思っています」と薬局・薬剤師の役割について語る。
実際の服薬指導 としては「まず、相手に伝わらないと 意味がありません。個々の患者さ んの年齢や状態をよく見て、話すスピードや声の大きさに注意し、わかりやすく説明する
「ミスゼロ子」は調剤カセットに貼ったバーコードシールや PTPシートのGS1-RSSコードをハンディ端末で読み取って、レセコン入力データと照合し、調剤ミスを防止するバーコード ピッキングシステムである。エスマイルでは2004年から、薬剤の常用量チェックが必要な小児患者の来客が多い店舗を皮切りに、「ミスゼロ子」の散薬監査システムを導入してきた。現在、 新規開設店舗では、「ミスゼロ子」散薬監査システムだけでなく、 ピッキングシステムも合わせて標準的に導入している。
三浦氏は「『ミスゼロ子』によって、他剤調剤、規格違いのミスは大きく軽減します。実際、『ミスゼロ子』を導入していない 店舗では、先発品と後発品の取り違いが見られることもあります。一般名処方も多くなってきたので、有用性はますます高まっ ています。
また、『ミスゼロ子』のマスターには、発売されているほとん どの薬品が登録され、JANコードだけでなく、GS1-RSSコード にも対応しています。マスター更新の頻度も高く、薬局でのメンテナンスの手間が少ない点も選択の大きなポイントの一つです」と評価する。
同店管理薬剤師の橋本貴徳氏も「最初は面倒に感じました が、操作は簡単ですぐに慣れました。今では『ミスゼロ子』がないとピッキングの際に二度見、三度見しないと、不安で仕方が ないと感じます。処方内容の入力ミスをチェックできることも、 安心材料になっています」と「ミスゼロ子」のメリットを実感し ている。三浦氏は「ITシステムを過信してはいけませんが、そ うしたシステムが“できること”と“できないこと”を知っておきさえすれば、薬局業務の大いなる味方になってくれます。その好適例が『ミスゼロ子』です」と指摘する。
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